2017/06/21
小倉で開催された日本酒セミナー

君島哲至氏の日本酒セミナーに参加しました。
8月に開催される、サケディプロムの教科書を
わかり易く解説して頂きました。
今回は、私がレポートの作成を致しましたので
テイスティングのところのみ抜粋して
ブログに綴りますね。
<テイスティング>
1・奈良萬 純米 夢心酒造 福島県 速醸酵母 15度 27BY
外観:無色透明のクリスタルで磨いているか活性炭濾過という事が外観から受け取れる。
粘性:さらっとしているので水の加水が考えられる。
香り:柑橘系、グレープフルーツ、ライム、白い花、ぐみの葉、フレッシュ。ワインに例えると爽やかな印象のソーヴィニヨンブラン。渇いた香り。
合わせる料理:お刺身
冷やでも良いが48度から50度の燗で塩だけの魚との相性もよい。
五百万石の早生品種を使っている。精米55%。少し濾過をしている。
福島県の県酵母を使い、火入れを2回している。
2・花巴 山廃純米 美吉野醸造 奈良県 山廃 18度
外観:黄色が強い緑がかった色調。色があるということは、お米をあまり磨いてない、
濾過をしていない、作ってから時間がたった。
粘性:強いイメージ。
香り:湿った香り。生酒の特徴。ゴルゴンゾーラのようなブルーチーズ。
黄色い花、熟成感からくる枯葉、きのこ、スパイス、アーモンドの生、ニュ製品、ヨーグルト、土っぽさ、スモーク、
味わい:アタックが強く、口の中で大きく広がって、酸味が印象的。
合わせる料理:野性味の肉 ジビエ
晩生の雄町。雄町を使うと横手に広がって幅の広い味わいになる。
70%の精米歩合の原種、無濾過、27BY 自然酵母。
3・ 龍力 米のささやき大吟醸 YK35 本田商店 兵庫県 速醸17度
外観:無色透明のクリスタル。濾過無しで、35%の精米歩合。
香り:パイナップルキャンディーのような華やかさ、黄色いお花、木、コルク、
味わい:シャープな感じ アルコール添加をしている。
麹、掛け米共兵庫県の特A地域 加水なし。27BY。
酵母は、熊本酵母に香り系の1801をブレンドしている。
4・奥吉川 生酛純米大吟醸 本田商店 兵庫県 生酛 17・6度
外観:わずかに色がかった透明なクリスタル。粘性がしっかりしていて輝きがある。
香り:パイナップル、洋梨、メロン、バナナ、柑橘系、白いお花、花束、ヨーグルト
味わい:アタックはしっかりとしていて、余韻の長さが ブルゴーニュのワインおようなテロワールを感じる。
(空いたグラスにデキャンターをする)
しっかりとしたお酒を、グラスに移しデキャンターすると軽快になる。エアレーションによって酒のタイプを変えることができる。また、冷蔵庫から出したお酒の場合、片口に入れると2から3度上がり少し味わいが変わる。
26BY。生酛はお米を磨いていない時代にできた。磨いてあるお米と生酛は
天狗舞いう山田錦50%で生酛でやった。昔ながらの作り
兵庫県特A地域吉川町。熊本酵母K401。
5・吉兆宝山 西酒造 焼酎乙類 さつま芋 鹿児島県 黒麹 25度
芋焼酎 米 麦は難しい。泡盛も米焼酎と間違える。芋は焼き芋の感じがあるので分かり易い。
(お湯で割る)
飲みやすく、柔らかくなる。モツ煮、焼き鳥等、温かい同士は良く合う。香り系の酵母を使っていない日本酒と焼酎は温度を上げても美味しくなる。
★7月4日 水曜日 19時から
アンスティチュフランセ九州のワイン講座が始まります。
1回の受講も可能となりましたので、
是非ご参加くださいませ。
★6月24日から5泊7日で
フランス研修旅行に行って参ります。
★ラタフィア
〒810-0022
中央区薬院2丁目4-39
電話番号 092-732-9702
営業時間 19時〜24時
定休日 火曜日