2017/02/07
サロンドショコラ 福岡

サロンドショコラに
パリから、モリ・ヨシダの
吉田守秀氏がいらしていました。
9時から配布される整理券を頂き、
セミナーを聞きました。
今年から新たに、
タブレットと呼ばれる板チョコを作られています。
キヌアやコジ(クコの実)等のスーパーフードを使い
なめらかな食感のショコラを試食で頂きました。
南フランス・マントンのレモンは香りが良く、
コルシカ島のセトラというレモンのような柑橘は
顔ほどの大きさがあり、
様々の柑橘をボンボンショコラのプラリネに使用されています。
ヴァニラの価格が最近高騰していて、
4倍の価格になっているそうです。
フランスのお菓子は日本に比べると高いです。
それは、材料費、人件費、家賃それに、
フランスは、クリエーティブ代が加算されるからです。
来年は鈴懸とのコラボをしたいとおっしゃってました。
楽しみですね。

夕方からは、
浅見欣則氏のセミナーに参加しました。
アルザスで働かれ、MOFの最終審査まで行った方です。
チョコレートの茶色に一番合う色は
コバルトブルー。
ジャンポールエヴァンの箱も、茶色と青。
フランスでは、4月のイースターが
一番チョコレートが売れて、
ヴァレンタインデーには
ハートのケーキが良く売れます。
そして、アルザスでは週末にクグロフや
ブリオッシュのドーナツのようなパンが売れます。
お菓子も、チョコレートも、アイスクリームも
砂糖、水、油、粉なの量が
それぞれ、何パーセントがおいしいという
確立された計算式があり、
そのような問題がMOFの試験に出ました。
それから、氷の彫刻等、
2日で12時間の実技試験があります。
今後は、南米のカカオの形をした
ククアスス等のスーパーフルーツを使って
アイスクリームや、ショコラを作られるそうです。

そして、1606年から続くマゼ。
プラズリンのお店で、
代表作は、アーモンドにキャラメルをかけた
プラズリン。

沢山の試食と、
お土産も頂きました。
大変勉強になった1日でした。
★ラタフィア
〒810-0022
中央区薬院2丁目4-39
電話番号 092-732-9702
営業時間 19時〜24時
定休日 火曜日