2016/04/24
季節の室礼とおもてなし 端午

年中行事に、循環の文化を現代の私たちの生活に取り、
心を形にして、目に見えない、神様やご先祖様をもてなし、
振舞う。東京から、いらした宮田先生の
室礼の講座に参加しました。

ちまきは、中国の故事<屈原>から来ているそうです。
楚(そ)の時代、政治家で詩人であった<屈原>は、
陰謀によって、ベラキ川に身投げをします。
人々は、<屈原>の死を偲んで、川に米を投げますが、
龍が食べてしまします。
龍が食べないように、米を笹に包んで投げたのが
ちまきのはじまりです。
そして、ゼラニウム(天竺葵)には、
家が代々続きますように、
柏餅の柏の葉は、子供を見守るという意味があるそうです。

五色の手染めの和紙で
兜を願いを込めて折りました。

後床は、埼玉から取り寄せられた早苗と
絣の着物と赤い襷に豆絞。

ガラスの兜は
ガラスゴーストの後藤さんの作品です。
新生姜の香りで厄払い。

軒先は、菖蒲とよもぎをさげて、
かがれが家の中に入ってこないようにします。

そして、神人共食。
直会の時間です。
虫あしらい(お腹の虫が収まるくらい)程のお食事です。
筍尽くしの膳、身体に染みる美味しさでした。
★ラタフィア 薬院
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定休日:火曜日
★5月5日 14時〜17時
ラタフィア 蚤の市