2008/05/12
お能鑑賞

今月は、毎週能楽堂に出掛けております。
先週は、森本能楽堂での会でございました。
能楽師が初めての能、狂言を勤めるときに
「披き(ひらき)」「披く(ひらく)」とい言葉を使うのだそうです。
先日の会では知人が班女を披き、披きの記念に
末富のお菓子を頂きました。
女性らしく、品がある舞でした。
お能、吉野天人も優雅な舞で素晴らしいひとときでございました。
そして、昨日は大濠能楽堂でお能、半蔀を鑑賞致しました。
北山雲林院にて立花供養をする僧の所へ、一人の女、夕顔の精が現れます。
五条辺りを尋ね給えと消え失せ、僧が出かけると夕顔棚の内に現れ、
光源氏と夕顔の君の昔語りをして、そのまま夢の様に消えてしまうというお話です。
立花供養の場面をを観たくて伺いました。
舞台には本物の立花が生けられます。
いつかこの立花を生けてみないなと思いながら、鑑賞しておりました。
舞台に生花があるのは美しいです・・・
次の土曜は大濠での福岡観世会です。
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