2017/07/09

<フランス滞在2日目>
フルー久美子さんのお会いしたくて
サントネに伺いました。
1843年に建てられたドメーヌは、
1912年に現在の当主、久美子さんのご主人の
ニコラ氏の曽祖父様が、DRCのオーナーのジャック・マリ氏から購入されました。
昔はこちらでロマネコンティが瓶詰めされていました。
地下3階、地上2階の大きなお屋敷、
久美子さんもまだ、行ったことのない場所もあるそうです。

地下2階の温度は11・5度
地下3階の温度は10・5度です。
地下セラーには
100年以上経った美しいカビに
ワインが守られていました。
第二次世界大戦の時には、
お屋敷はドイツ軍に占領されました。
貴族出身の指揮官が、
「セラーに勝手に降りるな」という張り紙をして
ワインは守られました。
フルーロ・ラローズは、モンラッシェの畑も所有しています。
2016年は霜の被害で生産量が減りましので、
6ドメーヌ合同で仕込むことになりました。
朝7時、6ドメーヌの当主と収穫隊のみでの収穫して
皆の前でブドウを計りました。
通常30樽できるモンラッシェですが、
この年は、2樽分のブドウしか収穫ができませんでした。
これらのブドウはルフレーブで仕込まれ、
チャリティー等のイベントで1人でも多くの人々と分かち合いたいとおっしゃってました。
6ドメーヌとは、
フルーロ、DRC
コント・ラフォン、
ルフレーヴ、ギィ・アミオ、ラミィ・ピヨです。

沢山のワインを試飲させて頂きました。
1・アリゴテ 2015
厚みがあり、シャルドネのようなリッチな印象でした。
2・サントネ プルミエクリュ クロ・デュ・パス・タン 2014
柑橘、コリアンダーシードの香りが広がり、ミネラル感豊かな白ワインです。
3・シャサーニュ・モンラッシェ プルミエクリュ クロ・ド・ラ・ロックモール 2014
グレープフルーツ、洋梨、マロンの香りが広がり美しいミネラル感です。
平均樹齢 80年。
4・シャサーニュ・モンラッシェ プルミエクリュ アベイ・ド・モルジョ 2011
1948年の価格表では、グランエシュゾー・モンラッシェ・アベイドモルジョが同じ価格だったそうです。
黄金色で粘性が豊かで洋梨、黄桃、スパイス・・・複雑な香りを感じます。
5・シャサーニュ・モンラッシェ プルミエクリュ アベイ・ド・モルジョ 2007
洋梨、黄色りんご、金木犀の香りを感じ、熟成感からくるナッツの香りも感じます。
6・サントネ プルミエクリュ クロ・デュ・パス・タン 2015
フランボワーズやカシスリキュールの香を感じ優しくエレガントな赤ワインです。
7・サントネ プルミエクリュ クロ・デュ・パス・タン 2014
果実味豊かで、余韻にきめ細やかなタンニンと果実味が広がります。
8・ラタフィア
フィーヌが効いていて大人の味わいです。
9・オスピスドボーヌ フィーヌ 2011
10・シャサーニュ・モンラッシェとサントネのワインジャム
贅沢な味わいのジャムでした。

サントネからボーヌに戻り、
カルノ広場のテネウム(Athénaeum )で
キャンドルと地図を購入しました。
ボーヌで必ず立ち寄る
ワイングッズのお店です。
ホテルは駅前のホテル・ドゥ・フランスです。
バスタブがあり、清潔なホテルでした。
エレベーターが無いので、荷物が多い時にはご注意ください。

日曜日の夜は、
アコーディオンの音色に耳を傾けながら
カフェで軽くサラダを頂きました。
*現在は福岡に戻り、ラタフィアで働いております
★7月14日 金曜日 19時から
ラタフィア 6周年コンサート
リュートと大渕リエのお料理を🎵
残席2
★ラタフィア
〒810-0022
中央区薬院2丁目4-39
電話番号 092-732-9702
営業時間 19時〜24時
定休日 火曜日