2016/09/08

ニューオータニホテル東京より
谷宣英ソムリエがいらして、
セミナーがございました。

2013年ヴィンテージの
メドックワインを8種類。
2013年、決して良い年ではございませんでした。
92年に次ぐ雨量が多かった年。
生産者泣かせの年でした。
春は雨が多く、気温が低かったのですが
夏に非常に暑くなり、一気にブドウの糖分が上がりました。
1・シャトー ローラン ド ピィ <メドック>
成熟したフルーツのアロマに樽の香ばしい香り。
細長い発酵槽を使用したり、樽の中でマロラクティック発酵を行う
モダンな生産者です。
2・シャトー ド クドー <オーメドック>
ブラックチェリー、漢方薬のようなスパイス等の香り、
ほっそり、きれいなクラシカルなワイン。
3・シャトー ダルザック <マルゴー>
ブラックベリーや少しメントール、甘草、丁子の香り、
香りの構成要素が複雑なワイン。
4・シャトー アントニック <ムーリース アン メドック>
カシスやスパイス、鉄、生肉の香り、
石灰質土壌からくるミネラル感が強く、
デキャンタージュすると良いワイン。
脂ののった和牛との相性が良い。
5・シャトー ルヴェルディ <リストラックメドック>
豊かな果実味の濃いクラシカルなワイン。
6・シャトー レオヴィル ポワフェレ <サン ジュリアン>
完熟したブラックベリー、ブラックチェリー、墨、土、杉の木の香り。
口中では、タンニンと酸が全体を引き締め、ふくらみの強い味わい。
7・シャトー クロワゼ バージュ <ポイヤック>
成熟した果実、若干のハーブ、スパイス、ミント、杉、下生え草の香り。
果実味豊かでクリアな味わい。
8・シャトー フェラン セギュール <サンテステフ>
ブラックチェリー、ハーブ、スパイスの香り。
粘土質が多い土壌ですから、メルロの個性が出ている。
しっかりとした骨格のワイン。

メドックのワインと
新世界のボルドー品種のワイン。
バランスの良さと、
森の下草の香りで見分けるそうです。
テイスティングコメントの仕方、
ボルドーの標高に土壌よる味わいの違い等
大変、勉強になるセミナーでした。
★ラタフィア
〒810-0022
中央区薬院2丁目4-39
電話番号 092-732-9702
営業時間 19時〜24時
定休日:火曜日
★9月11日 日曜日 は小倉出張の為、
20時からの営業と致します。
★9月12日 月曜日 から、
オ・ボルドーフクオカのワイン講座が始まります。
14時から15時
会費:3240円 4種類の試飲付き
★9月18日 日曜日 12時から16時
博多スターレンにて<フェスティヴァン>が開催されます。
300種類ものヴァンナチュール
(自然な味わいのワイン)が並びます。
前売りチケット 6000円(ラタフィアで販売中)
🎶谷ソムリエのワインテイスティングバイブル
お薦めです。