2010/10/16
リシュケシからハルドワールに移動。
バスに1時間揺られて22ルピー(45円)。

<早朝の駅前>
排気ガスに包まれたザワザワとした町。
昔は美しかったであろう、大理石作りの老朽化したチサン・インターナショナルホテル
3つ星。この、3つ星っていうのも、昔の話なのでは・・・
作りはしっかりとしていますが、薄暗くて、最初当通された部屋は
お湯が出なく、変えてもらい、
その部屋を案内してくれたボーイに、俺はここの従業員だとカードを見せられ
チップを500ルピー(1000円)くれと
脅されたので、フロントに確認して支払うと言うと
苦笑いして出て行きましたが、それから怖くなりドキドキしながら過ごしました。
翌朝の出発は5時でしたので、駅前という高立地のホテルでしたが
一晩中、駅のアナウンスが聞こえるのです。
ほとんど眠る事ができませんでしが、お陰で列車に乗り遅れる事もございませんでした。
しかし、ここはインド人にとっての聖地なのです。
オートリキシャ(三輪車)で町の中心、
ガンジス河沿いのハリ・キ・パイリーガートまで行こうとすると
ホテルは何処だ、自分の知ってるホテルに変えてくれと言ってきます。
嫌だというと、無理やり、知り合いのホテルへとリキシャを走らせようとしましたので
渋滞で止まった隙を見て、リキシャから飛び降り
自転車のリキシャに乗り換えました。
ここまで、乗せてやったのだから、お金を払えっと言われましたが
自転車リキシャで目的地まで、途中緩やかな上り坂は、自転車を押して進みます。

そおして、やっとこの美しい光景が目の前に開けて
ほっとしたのもつかの間・・・

今度は様々な人から寄付を下さいと、
案内するからガイド代をと声を掛けられ
何故、自分のペースでゆっくりできないのだろうかと考えながら
しばらく、遠くから眺める事にしました。

夕方になるとガンガーで沐浴が始りました。
ハルドワールのガートは流れが速いのでしょうか
流されない為の鎖がいくつも階段に取り付けれています。
マリーゴールドの花篭に蝋燭を灯してガンガーに流されます。
この町の山頂にはマンサ・デヴィ・寺院というお寺があり
この可愛らしいゴンドラに乗って町並みを眺めながら山頂に行く事ができます。

今度は、お供え物を買ってくれと寄ってくるおじさん、
私自身の余裕がないからでしょうか、何もかもが怖くなってきましたが
このゴンドラでご一緒させて頂いたインド人家族が温かく接して下さって
少しホッとしましたが、この日の夕食は、チャイ1杯しか頂く事ができませんでした。
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