2009/01/30
45番目のAOCチーズ「リゴット・ド・コンドリウ」
新しくチーズのAOCが増えました。コンドリューと言えば
ヴィオニエで作られる華やかな香りの白ワインでも有名ですね。
以下、ソペクサのメールマガジンからの
抜粋です。
2009年1月15日付の官報で、「リゴット・ド・コンドリウ」がAOCとして認めら
れ、チーズとしてはフランスで45番目のAOCチーズとなった。
「リゴット・ド・コンドリウ」は山羊の生乳を原料とし、圧搾はせず中身は柔
らかい。形状は直径4.2~5cm、高さ1.9~2.4cmの小型の円盤状。8日間以上熟
成させる。脂肪分は40%以上。
リヨンの南西部にあるピラ山で造られる。原料乳の生産、チーズの製造・熟成
は、ローヌ県とロワール県の指定された48コミューンで行なわなければならな
い。
19世紀に、このシェーヴル(山羊)のチーズは、販売場所の一つであるコンド
リウの地名を付けて「リゴット・ド・コンドリウ」と呼ばれるようになった。
以来、小型の山羊乳のチーズとして地元での名声を獲得し、20世紀にもその評
価は衰えることがなかった。2008年は60トンが生産され、このうち35トンは、
フェルミエ(農家)で造られた。